01/05(月)
納品予定していた商品がひとつも届かなかった。どうやら僕が1月6日納
品指定にしていたらしい。とはいいつつ、年末年始の郵便物、書類、レシ
ートの整理や、新しいカタログのチェック、新年度から使い始めるノー
トに線引きや日時等を記入して一日が終わってしまった。店内のぐちゃぐ
ちゃ感は消え去ったけれど、メインのテーブルががらんどう。もの寂しい。

01/06(火)
ということで一気に納品。今春は、安価な商品を大量に買い付けた為かさ
張り、レジ内が大変なことに。納品数を点検し、値札を貼付け売場に並べ
ることしか出来なかった。ディスプレーではなく、検品が終わり値札を貼
り終わった商品を、とりあえず売場に積んで行く感じ。売場作りは明日へ
回し、来春はメーカー毎に日にちをずらして納品してもらう決意をした。

01/07(水)
溜まり切ったリサイクルゴミを集積所へ運び、お正月期間中の汚れ物を洗
濯屋さんに届け、空っぽの冷蔵庫の中に食品を詰め込めば、何となくお正
月気分が消え去った感じ。しかしながら、未だ部屋中クリスマス仕様。2
月半ばまで、毎年このまんま。「まだ寒いし、せっかく出したし、楽しい
し、沢山買い足したし」というのがその理由。クリスマス気分だけは持ち越し。

01/08(木)
今日も一日検品&品出し。これだけの量が、店によく並び切ったなと夕方
微かな満足感を覚える。しかしながら、これだけの量を売り切らないとな
らないのだと思い直し、気持ちを新たにする。しかもほぼ全てが初めて買
い付ける商品ばかり。一抹の不安を覚えるのだけれど、「大丈夫」と多少は
根拠のあるセレクトに自分に言い聞かせる。今回は目一杯、春のセレクト。

01/09(金)
本日より店内ディスプレー換え。商品だけではなく、店内の印象もちょっ
と変えたい。兼大掃除。商品をどけ、拭き、一カ所に集める。あれが売れ
てる、こんなのが残ってた(目に入ってなかった)などといちいち確認し、
修学旅行の全員点呼を思い出す。その後、棚をいくつか入れ替え、掃除し、
新しい場所へ点呼後の商品を並べ直していった。気分一新。晴れがましい。

01/10(土)
ディスプレー換え2日目。昨秋から「入れ替えてみようかな」と意識の片
隅に残り続けていた棚を、ついでにいじってみるのでした。ハンカチコー
ナーを、アクセサリーのようにちょっと畏まって展開してみようと考えて
いた。¥594、¥810と比較的安価な価格帯なのだけれど、ガラスケ
ースに入れ、ちょっと特別感を出す。そんなのってどんなものなのだろう?

01/11(日)
キッチン布物用品コーナーに手を入れる。そのついでに「このコーナーと、
こちらのコーナーを総入れ替えしたらどうなるだろう?ってか、スペース
的に大丈夫なんだろうか?」と巻き尺を手に夫々の幅を測ってみるのでし
た。ちょうど同じ幅。けれど現行のまま入れ替えるとなると、奥行きにち
と問題有り。ということで、半年くらいだらだらと考え、次回に持ち越し。

01/12(月)
ということで“ディスプレー替え気分”が収まらないから、一気に入れ替え
てしまった。「おかしかったり、狭くなってしまったら戻せば良いし」等と
云う気軽な心持ち。ドアを開けた瞬間、何だか判らない物が一気に目に飛
び込み、軽い驚きを感じていただけそうな雰囲気。「この野菜の山、一体何
なんだろう?」みたいな。今季限定お野菜マルシェ、存在感が更に増した。

01/13(火)
今日は同じ柄、色違いのエプロンが2枚売れた。その柄は『ブルトン君』、
フレンチブルドッグの気の抜けた手書き風イラスト。買われたのは20代、
50代の女性。うちのスタッフも好きだから(色違いを購入済み)、柄に年
齢は関係なさそうなことに気が付いた。街中で、時々トートバッグも見掛
けるし。一度、ブルトン君柄を集めて、小さな催しを開催してみようかな。

01/14(水)
半期に一度の棚卸し。「¥108が6個、¥248が、え~っと、7個」等
と声に出し、数を数えるのが僕の係。それを紙に記入し、集計するのはス
タッフ。店内にいつものよう音楽を流せば、僕の声が聞こえなくなってし
まうかと思い、大きな声を出すようにした。そうすると今度は僕が音楽が
聴けない。ボリュームを大きくし、その分僕も声を大きくした。疲れた。

01/15(木)
お客様が教えて下さったけれど、もう既に忘れてしまいその単語が出てこ
ない。デコパージュ+トールペイント+ペーパークイール+UVレジン、
様々な技法を組み合わせ、ひとつの作品を仕上げる手芸。最近流行ってい
るらしい。額をお持ちになり「作品に、、、」とおっしゃっていたから「シャ
ドーボックスですか?」と尋ね、教えて下さったのでした。何だったっけ?

01/16(金)
「このお店の香りは何ですか?」時々聞かれるのだけれども。「色々混じっ
ているでしょうけれど」今日のお客様は、その後に話が続くのでした。香
りもの、場所を変えてから何だか好評。レジ脇、ちょうど女性の目線の高
さに並べたからだろうか?スポットライトがちょうどいい具合に当たり、
更に目を引くのかもしれない。ということで、この棚香りものコーナーへ!

01/17(土)
ネセセアの春物が届き始めた。刺繍、ビーズ、金属、石、焼き物、布、編
物、樹脂、コットンパール。ブランドイメージは変わらないけれど、素材
や手法が違えばテイストはがらっと変わる。それが面白い。だから毎シー
ズン少し多めに買い足して行き、バリエーションを増やしている。今シー
ズンは特に豊作。春らしい、今まで無かった色味が魅力。どんな反応かな。

01/18(日)
ウェディングか出産のカードを買い求めにいらっしゃる方がちらほら。「あ
そこにカード屋さんがあるわよ」と家族知人に聞いて、目指していらした
様子。現在夫々6種類ずつ並べている。もう少し増やしてみては?と思い
スタッフに相談してみた。「他所はそんなに種類置いていないから、いいと
思います」と二つ返事。倍にして、小さな什器1台分揃えることにした。

01/19(月)
2月、3月、4月と続けざま行うイベント用商材の発注を済ませた。今ま
では毎月一回、その度毎、メーカーに発注し続けてきた。だから今回のよ
うな発注方法は初めてのこと。今春は商材ではなく、今一番好きなメーカ
ーありきでイベント計画を立てた。買い付けるアイテム数も半端が無い。
頭の中で何度も何度もシミレーション。おそらくちょうど良い量のはず。

01/20(火)
お野菜セーバー、今回はニンニクばかり売れて行く。国内取り扱いの全7
種類(トマト、パプリカ、たまねぎ、グレープフルーツ、レモン、ライム)
が一堂に並べば、やはり現実的に一番必要とされるものから売れて行くの
が必然というもの。ということで、売れにくであろうグレープフルーツが
完売するまで、全種類を追加発注し、定番アイテムとして置き続けようか。

01/21(水)
一昨々日落とした手袋を探し求め、立ち寄った駅、車内、施設、思い付く
範囲全てに電話をかけた(かけまくった)。最後には「1月19日の日曜日
〇〇時〇〇分、革製、無地で紫、手首にボタンがひとつ、右手片方」先方
に聞かれる前にぺらぺら喋ってしまった程。けれど、見付からなかった。
道端で落としたのでしょう。落とすなら/しっかり両手/落としましょう

01/22(木)
マスクをされていたけれど、見覚えのあるお客様だったから、軽く挨拶を
した。外で箱をじっくりご覧になられている。「中にも新しいのが入ってき
ていますよ」とお知らせすれば「うちの子供も箱が大好きで。ここで頂く
箱、大概取られてしまうんですよ」と思いもしない返答が。僕が子供の頃、
しかも地方、箱なんて売ってなかったものな。都内の現代っ子が羨ましい。

01/23(金)
「ワッペンありますか?」と聞かれた。僕が覚えている限り、ワッペンを
尋ねられたのは今回が2回目。需要があるってことなのだろうか?「まな
板ありますか?」と聞かれたことはないから、まな板よりは需要があるか
も(フルーツ型のまな板をいつか入れるつもり)。そもそもワッペンって、
どこで売っているのだろう?ワッペンとか缶バッジ、ちょっと懐かしい。

01/24(土)
ネコのトリンケット・ボックスが好評。商品の質感、小ささ、精巧感、値
ごろ感、全てのバランスがいいのだと思う。ブリキ製のミニカートも同じ
理由で昨年人気があった。前々から考えていたのだけれど、「トリンケット・
ボックス展」や「手のひらに載る小さな物展」なんてイベントを開催した
ら喜ばれそうな予感がする。ただ見せ方をどうするかはネック。難しそう。


01/25(日)
アナ雪のラッピング用品が減ってしまい、ボリューム感が欠けてしまった
こと。それからバレンタインの時季が近づき、手作り菓子に必要な包装材
が動き出すであろうこと。と云う訳で、店頭のディスプレーを変えた。「お
菓子作りに必要な紙製品が店内に揃っていますよ」と更に認識してもらえ
るよう、手を入れたのでした。今春、バレンタインに初挑戦した。未知数。

01/26(月)
ディスプレー替え。今日は店内側の窓際にぶら下げていた商品のほとんど
を一旦下げた。店内はすっきりと、外からは店内の様子がちゃんと見られ
るように。ディスプレー替えというと、何となく商品を入れ替えたり、商
品を陳列する棚を移動させたりするイメージが浮かぶ。けれど、商品を下
げ何も置かない、という作業もその範疇に入ることを知った。とても新鮮。

01/27(火)
今日は遅番。開口一番スタッフに「最近、ジップバッグの動きが悪いんだ
けれど。飽きられちゃった?」と尋ねれば「いえいえ、全然そんなことは
無いです。今日はジップバッグの日です」と即答。業務日誌にも「ZBの
日」と二重丸で記入されていた。彼女が入ると「ZBの日」もしくは「箱
の日」が多い。火曜日に発生しやすのか、女性スタッフだからかは不明。

01/28(水)
先週、いつもの棚からいつもと同じように7パック取り、カゴに放り込ん
だつもりだったのに、翌朝食べてみればいつものヨーグルトに砂糖が入っ
ていて驚いてしまったのでした。「棚の配置換えをしたのか?」と責任転嫁
的発想をする始末。1週間、その味と滑らかさに郷愁を覚えつつも、「今日
は間違わずに買うぞ」と売場でガンミ。パッケージの色を変えて欲しい。

01/29(木)
グリーティングカード、ごそっと新作に入れ替えようと思い、しばらく発
注を止めていた。今月一杯売り減らし続け、棚を半分空けた。ということ
で3社から、なるだけ今まで置いていないテイストのカードを買い付けた。
見ていると値段を気にされるお客様はそれ程いない様子なので、手の込ん
でいるもの、他所で見ないもの、楽しいものを選んだ。一気に華やいだ。

01/30(金)
朝、自由が丘に着けば雪が雨へと変わっているのでした。「今日は暇だろう
な~」と云うことで、今冬のクリスマス計画を立てることにした。ゴール
デンウィーク前には主要なメーカーの発注は終わってしまう。おちおちし
ていられない。イメージの湧き易い、この寒い時季にこそ、柱を作ってお
かないとならない。商品の配置図も具体的に書き、想像を膨らませてみた。

01/31(土)
大きな箱が2個届いた。例によって、大人の男が二人入れるような(また
は棺桶)サイズ。昨冬頼んでおいた春の新作雑貨が届き始めたのでした。
注文したものが上がり次第どんどん送り込まれてくるから、何時何が来る
のか判らない。だから僕にとっては玉手箱。今日はカゴと箱の山。久しぶ
りにカゴを店頭に並べようと思って。ご無沙汰だから、新鮮味を覚える。


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