2016年
01/05(火)
春夏新作雑貨の展示会へ。昨年末、ミニチュアモチーフのクリスマスグッ
ズがあまりに好評でびっくりした。お買い上げ下さる皆さんが「ここのこ
れがいい」「こういう作りはあまりない」等と色々教えて下さったものだか
ら、その勢いのまま発注をするのでした。犬&猫&家、皆さんお好きな鉄
板モチーフをクリスマスに並べた3倍の種類!調子に乗り過ぎだろうか?

01/06(水)
書店へ。昨年、雑誌の新刊本紹介コーナーでよく見かけ、著者のインタビ
ュー記事にも目を通した。ブッカー賞等と云う単語も何故か覚えてしまい、
いつもと違うコーナーに立ち寄った折、ふと手に取ってみたのでした。ど
うやら新作以外は全て文庫本になっており、冊数も少ない。ということで
取り寄せをお願いした。『新カラマーゾフの兄弟』で火が付き、小説熱再熱。

01/07(木)
火曜日、問屋さんで買い付けた造花をどんどん品出ししていく。すっきり
した店内のあちらこちら、商品棚に限らず、壁面、天井、造花とはいえ緑
の植物が生えてくると、一足早く春満開になったようでテンションが上が
ってくるのでした。問屋さんで見るよりも、店内に陳列する方が断然商品
が魅力的に見える。「一体どうだろうか?いいのかな?」という疑問が払拭。

01/08(金)
明日届くアクセサリー用に売場を作った。やはり実物を売場に並べてみな
いと何ともいえないけれど、念のため2パーターン準備をした。そのあた
りは、ネセセアを開店以来ずっと並べ続けてきた経験のなせる技かも。で
もこういう時に限り、全く違った売場になるもの。第3案!とはいいつつ
も新しい商品、新しい売場というだけで、こちらのテンションは上がる。

01/09(土)
アクセサリー納品。スタッフもイヤリングを見るなり気に入ってしまい「こ
れ欲しい」「これも素敵」等と大興奮。こういうとき、女性は得だなと思っ
てしまう。数千円のアクササリーでテンションが上がるのだもの。男だっ
たら、ネクタイや、ネクタイピンがいくら手頃だとは言っても、そこまで
盛り上がるのは絶対に不可能(多分)。と云うことで、幸先がよさそうです。

01/10(日)
思った通り、第3案のディスプレーになったのでした。他店は何処もかし
こも透明の袋に入れたまま陳列しているけれど、¥1000以下のアクサ
サリーならまだしも、やはり商品を出さないにはその良さは伝わらない。
ということで、全てを袋から出し、ネセセア同様しっかり売場を作った。
(袋から出さずに済むよう、奇麗なパッケージにしているのだろうけれど)

01/11(月)
オリジナル和食器の図柄検討。とはいっても「この図案を反転させ対のデ
ザインに/色味は赤のグラデーションに変更」とか「この正方形小皿のデ
ザインの色味を緑系に/形は楕円に変更」だとか、カタログを元ネタにす
るのでした。挙げ句の果て「上記と一緒に並べて楽しい猫柄小皿/プラス
4種類の全8種類」等と丸投げの注文。サンプルまで作って下さるそう。

01/12(火)
「ディスプレー替えスイッチ」を押してしまった。アクセサリー&ハンカ
チコーナーに手を入れる。アクセサリーは新しいメーカーを導入したため、
メタルの素材感も含め新鮮さを出して。ハンカチは平面的でべったりした
売場になってしまうから、ギフト用にプラスαする雑貨(ハンドクリーム、
バスフィズ、あぶらとり紙)を並べ立体感を出して。テーマはミックス。

01/13(水)
半期に一度の棚卸し。今回は何故かスムーズにことが運び(理由は不明)、
おしゃべりに半分近くを費やしてしまった。僕は喋りながら、手を動かし
ながら考えるたちなので、スタッフの意見も参考に思い切って商品の見直
しを行った。減らす物は一気にセールに、中身の見える福袋形式で販売を
することにした。長らく手つかずだった文房具コーナーを改革いたします。

01/14(木)
昨日の作戦会議に従い、ひたすらディスプレー替え。「ああだ、こうだ」考
えても仕方がないので、とりあえず売場に並んだ商品を全てどかし、セー
ルにするものは省き、並べ直すのでした。今回「小さなものコーナー」を
作ってみた。店内あちらこちらに散らばる「小さなもの」を集めてみた。
イメージを作り、商品の使い方を具体的に提案。プラスαする楽しみを!

01/15(金)
丸テーブルのディスプレー替えをして、第一弾終了。店内やっと落ち着い
た。しかしながら、商品を色々と削り、売場を作り直したのはいいけれど、
現在イベントとして展開している「製菓用資材」の定番売場が消えてしま
った。終了後一体何処に置けばいいのだろうか?とはいいつつも、ひと月
先の話なので、その日が来たらまた考えればいいやと、先延ばしをした。

01/16(土)
“使用法の提案”大切であることを改めて知る。「ちいさなものコーナー」に
場所替えした店内在庫品。ミニトレーや、小さなカゴにマスキングテープ
をのせてディスプレーした。それから値段、使い方を書いたポップも全て
につけてみた。この時季お客様が大変少ないけれど、お手に取られる方が
ちらほら。レジまでお持ちいただいた方が2名いらした。よし、見付けた!

01/17(日)
「今冬はもう必要ないかも?出さずに済んでしまうかも?」と思っていた
オイルヒーター。でも、そうは問屋が卸さないのでした。12月は入り口
のドアを終日開け放していても、それ程寒さを感じはしない。けれど年が
明けるとドアを閉めていても寒さを覚える。暖冬、暖冬とはいいつつもや
はり冬は冬。年末が暖かかった分、ちょっとの寒さを極寒に思ってしまう。

01/18(月)
雪。「センター試験当日でなくてよかったな~」等と善人のようなことを朝
一思うのでした。「これは自由が丘までたどり着くのが大変だぞ」覚悟して
電車に乗ったのだけれど、普段より1時間余計にかかっただけなのでした。
拍子抜け。帰宅後テレビ画面を通し、東横線下りの様子に驚愕。反対車線
の様子に全く気が付かなかった。次回は、ちょっと気を配ろうと思った。

01/19(火)
今夏注文するジェリーシューズ。新色&新型が沢山出ているから、新色だ
けではなく、新型も店に並べたい。ひとつ、全然キラキラしないマットな
質感のシューズがカタログに載っていた。女性的にいいのか悪いのかが判
断不可能の為スタッフに聞いてみれば「地味」とのこと。それから気にな
る金のスニーカー。こちらと合わせ、来月展示会場でチェックしなきゃ。

01/20(水)
久しぶりのお芝居。別にお腹が空いたわけでも、食べたくて仕様がないわ
けでもないのだけれど、開演前にどら焼きとお煎餅、ペットボトルのお茶
を購入。次の休憩時間には食堂で弁当を食べ、3回目の休憩にはティール
ームへ足を運んだ。劇場支配人が望む通りの行動をするのでした。だって、
その為に30分づつ休憩があるのだものね。こんな時間もたまには楽しい。

01/21(木)
今夏分のジェリーシューズを発注。数出しに大変悩む。去年は明らかに注
文数が足りず、初めてということもあり弱気な初回発注だった。だから途
中で追加注文を出したのだけれど、メーカーの在庫切れのため手に入らな
かった。だからといって、同じ物を沢山買い付けるのにも気が引ける。そ
の線引き具合になんとか折り合いをつけた。来月、展示会で再チェック!

01/22(金)
久しぶり、すごく大きな段ボール(お棺ボール)がふたつ届く。手違いか
と思い確認をすれば、昨冬、確かに自分で注文した商品なのでした。「ああ、
動物シリーズか。それにしても、大きすぎるから数が違うのかも?」おそ
るおそる商品を出して行けば、梱包材のあまりの多さに驚き直してしまっ
た。ほぼ、ゴミ。商品自体はスーパーのカゴ2個分にしかならなかった。

01/23(土)
「動物、思ったよりも大きくてびっくり。もっと可愛い(キャラクターっ
ぽい)かと思っていたら、リアルでちょっと怖いです。でもアニマルクロ
ックのようにすぐ慣れると思います」の後に「私も2日目で慣れました」
と業務日誌に記入されていた。このシリーズ、お客様数のわりに、現在の
ところ好評な部類に入る。春先、一体、どういう反応をされるのか楽しみ。

01/24(日)
「大小、お揃いで使いたい」と、黒い布地の上にブック型ドロワーを置き
シチュエーションを確認。一目惚れされ、確認し、お買い上げいただいた。
自分で接客し販売するよりも、業務ノートに書かれた文字を見る方が満足
を覚える。その際のスタッフの対応、お客様の反応を思い浮かべつつ。業
務日誌も、随分と進化してきた。最初の頃って、ほぼ白紙みたいなもの。

01/25(月)
隣町の雑貨屋さんからトートバッグを分けてもらった。ごくごくシンプル
&ベーシックな形なのだけれど、インテリアファブリックを使用してるか
ら、生地に独特の張感と艶感があっていい感じ。内ポケット&口部分のホ
ックも付いて、女性に喜ばれそう。なにより残布を使っているから、他に
売っていない感もあって、更によし。店頭に早速並べれば、とても新鮮。

01/26(火)
開店を1時間遅らせ、朝一、新アクセサリーブランドの展示会へ。わざわ
ざその為だけに原宿まで足を運ぶのはとても面倒だったけれど、小さな合
同展示会、隣に並んでいたカゴバッグがとても素敵で見っけもんなのでし
た。金&銀&黒、真冬に持ったら素敵かと思いその場で注文。白は夏っぽ
いから、除外した。秋冬物のバッグ、金&銀で集めようかと思い立った。

01/27(水)
久しぶりに一日部屋にいたから、ビーフシチューを作ってみるのでした。
何故ビーフシチューなのかというと理由は簡単。昨秋買い置いた、ホワイ
トシチューとスープカリーのルーは使い、ビーフシチューだけが残ってい
たからなのでした。しかも台所にずっと出しっ放し。シチュー作りはスト
レス発散。切って切って、炒めて炒めて、単純作業を無心に繰り返せる。

01/28(木)
春物バッグ第一弾納入。春物でこれだけの量のバッグを並べるのは初めて
だけれど、昨秋で目が慣れている為か、全く違和感を覚えない。並べるべ
き場所も、ディスプレー方法も、何度も何度もシミレーションし、この半
年間頭の片隅にあり続けたからなのでした。今春は帽子もまとめて陳列す
る。昨春に引き続きシューズも買い付けてある。春に向け、リニューアル。

01/29(金)
ラッキーバッグが好評のため、セール品のスリッパを組み合わせ、更にお
得なセットを作ってみた。こうして、取り扱いをやめる商品を減らし、次
の新しいコーナー展開へとつなげて行く。商品を売り減らしながら、商品
を買い足して行く。店頭のラッキーバッグ箱の商品が減れば、店内商品を
組み合わせどんどん作っていこう。来月末まで、こんな風に続けて行く。

01/30(土)
動物物がやはり人気。アニマルダイカットカレンダー、ウサギ柄は動きが
弱かったけれど、置物になるとそんなことはなさそう。リスやブタ、ハリ
ネズミよりも動きがいい。カレンダー、パンダ柄も動きが弱かったから嫌
厭していたけれど、ひょっとしたらカレンダーに限っての話なのかもしれ
ない。こういうのって決めつけず、色々やってみるべきなのかもと思う。

01/31(日)
布製の小さな人形型ブローチが人気。毎シーズン数個並べるけれど、次の
シーズンが来る前に必ず売り切れてしまう。¥5000前後と決して手頃
な価格帯ではないけれど、好きな人にはたまらないアイテムと判明。売場
の見栄えを考え、半信半疑で初めて注文した時のことを思い出す。今では
常に並んでいるよう、コーナーを作ろうかしらなどと考えているのだから。


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